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2018.10.19 

おすすめの映画

ブーベの恋人



1963年のフランス、イタリアの合作映画、クラウディア、カルディナーレとウエストサイドストーリーのジョージ、チャキリス、主演。
1944年のイタリアが舞台で、「ファシスト」「パルチザン」等のイデオロギーが主体だった時代背景の中での純愛物語。60~70年代に、アメリカのMM、マリリン、モンロー、フランスの、BB.ブリジット、バルドー、と並んで、イタリアのセックスシンボルと言われる、CCこと、クラウディア、カルディナーレが清楚で、可憐に演じています。
主題歌も有名ですし、音楽がいい!

劇中に、1940年公開のハリウッド映画「哀愁」のストーリーが語られたり、当時の若い男女の恋愛観が、伝わってきます。
モノクロ映画ですが、レンブラントライトが多用されていて、
ライティングが素晴らしい。

ストーリーは、CC演じるマーラが、チャキリスの演じるブーベの恋人なんですが、最初に兄の友人であるブーベと知り合い、婚約する。ところが、ブーベが「パルチザン」であることが理由で、殺人をおかしてしまい、逃亡犯となってしまう。ブーベを離れている時に、マーラの前に、別の男性が現れ、マーラの心もゆらいでしまう。裁判になり、ブーベは14年の刑となるが、マーラは、気持ちは揺れながらも、ブーベの恋人を貫く。
ほとんど、遠距離恋愛なのだが、携帯も、電話すらない時代。
手紙も、2か月に1度。
出会って、間もないころ、
ブーベ「一緒に行こう!」と言って、
マーラ「いやよ!」と答える。
ブーべ「金はあるから、何でも買ってやる。」と言うと。
マーラ「靴が欲しいの、ハイヒール、買ってくれる?」と。
ブーベ「買ってやるとも。」
マーラ「それなら行くわ。」
この感じは、いつの時代のもいっしょだと思った。

とにかく、クラウディアが美しい。

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